ダメージ上限と上限を突破する方法
ゲームを始めたばかりの頃は成長とともに順調に伸びていたBAのダメージが、最近伸び悩むようになっていませんか?
今回はその現象の正体・・・ダメージ上限と、上限を超えてダメージを出す方法について学んでいきましょう。
ダメージ上限について
そもそもダメージ上限とは
ベテランユーザーの間では「ダメージ上限」という通称で呼ばれていますが、これは正確には減衰と呼ばれる現象です。
大体25万を超えるくらいから緩やかに減衰し始めて、30万を超えると極端に減衰してしまいます。
つまり30万を超えるダメージはほぼ出せなくなってしまうのです。
だからこそ、この「30万」という数字がダメージ上限と呼ばれるようになったワケですね。
そして、通常攻撃にはこの減衰が作用しない事がつい最近判明しました。
まずはジーナのアビリティ「ヘイルストライク」によるダメージを確認してください。
※追加ダメージの分はダメージとして除外
そしてこちらがヘイルストライクの前に放った通常攻撃のダメージ。
減衰が作用しないため、ほぼ倍のダメージが出ている事が見て取れます。
ジーナのヘイルストライクの倍率は255%なので、本来なら90万を超えるダメージが出るはずですが、実際には30万のダメージしか出ていません。
そう、これこそが減衰・・・ 通称「ダメージ上限」と呼ばれる現象なのです!
しかし、画像のように減衰の影響を受けるはずのBAであろうと、減衰をモノともしない桁外れのダメージを出す事も可能だったりします。
一体どうすればこんな事が可能になるのか・・・皆さん気になりますよね?
それでは、このダメージ上限を超えるための方法を学んでいくことにしましょう!
・・・の前に、まずは基本的な事から。
上限を超えられないバフ・デバフについて
ダメージ上限を超える方法の前に、上限を超えられないバフ・デバフについてしっかりと学んでいきましょう。
・攻撃力増
・バースト攻撃倍率増
・弱点攻撃属性威力増
・Bアビリティ威力増
・属性攻撃アビリティ威力増
・近接攻撃アビリティ威力増
・射撃攻撃アビリティ威力増
・防御力減
・属性耐性減
以上のバフ・デバフをどれだけ重ね掛けしても、ダメージ上限を超えることはできません。
しかし、だからと言ってこれらのバフ・デバフが無意味なのかというと、そんなことは決してありません!
その重要性については、これから先を読み進めていけば理解していただけると思います。
ダメージ上限を超える方法
それではいよいよ本題に入りましょう。
上限を超えたダメージを出す方法は大きく分けて二つあり、ダメージ上限そのものを引き上げる方法と、ダメージ上限を超えてダメージを出す方法になります。
では、それぞれの方法について詳しく解説していきます。
減衰補正について
まずはダメージ上限そのものを引き上げる効果を持つ減衰補正から説明していきます。
「攻撃力増:特殊」と書かれているバフに含まれている減衰補正という効果と、星6完凸時に習得するPaの効果「ダメージ限界突破」の2つが存在しています。
名称は違いますが効果としては同じものです。
攻撃力増:特殊の使い手は現在3人いますが・・・
・リンドウ【侵喰】★5=20%(ダウン時40%)
(★6は未所持のため未調査)
・ヒロ【特装服】=10%(ダウン時30%)
・後来のユウゴ=20% ・★6の3凸=30%
実際にユウゴの明日への絆を使用してみると、上限を超えたダメージを出せるようになっていますね。
また減衰補正にも上限が存在し、その上限は「40%」までとなっています。
試しにユウゴの明日への絆を重ね掛けしてみたところ、やはり10%分しかダメージが伸びていませんね。
次にダメージ限界突破(中)の効果値は15%となっています。
こちらもほぼ想定どおりの結果ですね。
そしてここからが重要なのですが、バフやデバフのアイコンが表示されないPaの効果は通常のバフ・デバフとは別枠という扱いになります。
つまり減衰補正とダメージ限界突破は重ね掛けが可能なのです!
ご覧のように減衰補正40%+ダメージ限界突破(中)15%を加算した分、ダメージが増えていますね。
上限を超えるダメージについて
ここからは上限を超えるダメージを出す事ができる、バフ・デバフの説明をしていきたいと思います。
○響壊
フェス限Div [結束の意志] ユノ【GE2】の持つDアビリティ「光のアリア」の効果。
「GEから受けるダメージへの耐性が下がり、受けるダメージが増える」※ゲーム内ヘルプより抜粋
となっていますが、使うとダメージが30%増えるという認識で大丈夫かと。
実際に使ってみると・・・
確かに30%分のダメージが上昇していますね。
そして自前とフレンドサポートとのW運用をする事で・・・
合計60%ものダメージ上昇が可能となります!
○射撃ダメージ増10%
エリナ【晴れ着】が所持しているアビリティ「破護の式」の効果。
おそらくユノの響壊と同じよう感じで「GEから受ける射撃ダメージへの耐性が下がり、受けるダメージが増える」という効果ではないかと考えられています。
効果量は書いてある通り10%で、もちろん重ね掛けも可能。(三重に掛かられるかは不明)
○追加ダメージ
現在のところ追加ダメージは7種類に分類されます。
・追加ダメージ
・追加ダメージ:強撃
・追加ダメージ:タイプ(切断・貫通・破砕)
・追加ダメージ:Bアビリティ
・追加ダメージ:弱点属性
・Bアビ追加ダメージ(共鳴効果)
・追加ダメージ:Bアビリティ(Pa)
別系統の追加ダメージは同時に使用することができますが、同系統の追加ダメージを重ね掛けする事はできません。
その場合、後から使用した効果に上書きされます。
共鳴効果に関しては複数本編成する事で効果を加算することが可能。(最大値は不明)
全ての系統の追加ダメージを盛ってみました。
強撃を発生させているため、表示されている総ダメージは純粋に追加ダメージによるものではありませんので悪しからず。
今回は合計で100%ほどですが、現状の最大値はおそらく150%になるのでないかと考えています。
○強撃
強撃とは他ゲーで言うところの「会心の一撃」や「クリティカルヒット」と呼ばれるものです。
強撃力の最大効果量はなんと驚異の200%!!
GEやDivのアビリティ・共鳴効果・ノコジンによるスキルインストール、すべてを合わせた上限が200%となります。
しかしながら当然それなりの制約があります。
強撃力の効果を発揮させるためには強撃率の力が必要となってくるのです。
どれだけ強撃力を高めたとしても、強撃率が低ければ宝の持ち腐れとなってしまいます。
そのため、強撃を運用する際には常に強撃率と強撃力をセットで用いる事を考えてください。
ところが、ここでネックになってくるのが強撃率にも上限が存在しているということです。
強撃率の上限はGEやDivのアビリティ・共鳴効果・ノコジンによるスキルインストール、すべてを合わせて70%となっています。
つまり強撃を100%発生させる事はできないのか?というとそんな事はありません。
強撃率の上限を超える方法はいくつかありますので、簡単にご紹介を。
・強撃率に限界突破が付いているバフを使用する。(GEのシオやドレスシエル、Divの水着シエルなど)
・特殊アイコンのバフを使用する。(クロウの作戦やアインのカリスマ、フィーのトランスやヴィルマのリベレイションなど)
・別枠扱いとなるPaの効果を利用する。(特装リヴィやアニバジュリウスなど)
○ダメージ増
ダメージ増の効果を簡単に説明すると、威力の低くなるリフレイン(2回攻撃)という言い方がしっくりくると思います。
特装ギルのBAはヴェノム状態の敵にダメージ増の効果となります。
相手がヴェノム状態でない時は当然ダメージ上限を超える事はできません。
しかし、相手がヴェノム状態であればダメージ上限を超える事ができるのです!
ここで思い出して欲しいのが「威力の低いリフレイン」という言葉です。
ギルのBA倍率は400%ですが、実はダメージ増の追加攻撃の倍率は100%しかないのです。
ですが、この追加攻撃もまたBAなので、ここでBアビリティ威力増を使っておくと・・・
なんと! ダメージが一気に跳ね上がります。
しっかりとバフ・デバフを活用すれば・・・
上限の倍のダメージを出すことも可能となります。(これはちょっとバフを盛りすぎたかも・・・)
BAだけでなく、攻撃アビリティにダメージ増が付いている場合も同じことが言えます。
○固定ダメージ
読んで字の通りですね。
画像のジョッシュの場合、デバフひとつにつき固定ダメージを10,000追加します。
試しにデバフをかけられるだけかけてみると・・・
ここまでダメージを伸ばすことができますが、正直なところ実用性はあまりないかな、と。
さらにダメージ上限を超える方法
ここからは、さらなるダメージを叩き出すために必要不可欠な情報をお伝えしていきたいと思います。
基礎火力について
ダメージ上限までのダメージの事を自分は「基礎火力」と呼んでいますが、この基礎火力を高める事がさらなるダメージを生み出すことに繋がります。
例えば、減衰補正とユノの響壊を組み合わせた場合は・・・
300,000×1.55=465,000
465,000×1.30=604,500
ダメージ上限が30万の時にユノの効果は9万ダメージですが、ダメージ上限が46万の時の効果は14万にもなるのです!
さらにもう一つ・・・
すでに解説した通り通常のダメージ上限は30万であり、その状態で強撃力200%を使えばダメージは90万になります。
しかし減衰補正を用いて基礎火力を高め、強撃力200%と組み合わせれば・・・
300,000×1.55=465,000
465,000×3.00=1,395,000
と、一気に100万を超えるダメージを叩き出せるようになりましたね!
基礎火力を高めることが、最終的なダメージを大きく引き上げることになる・・・
しかし、どれだけダメージ上限を引き上げたとしても、基礎火力が伸びた上限に届かなければ意味がありません。
そのあたりの事をしっかりと意識しておきましょう。
乗算について
まずはこちらをご確認ください。
これはお正月Divと呼ばれている[恵春の筆娘]アスナを使って出したダメージです。
効果量がユノの響壊と同じ30%のため、39万のダメージになっていますね。
では、アスナとユノを同時に使ったらWユノと同じ48万ダメージになるのか?というと・・・
実は乗算の効果によりそれを上回るダメージが出せるのです!
300,000×1.30×1.30=507,000
んー、これだとちょっと分かりづらいので強撃力200%と組み合わせてみましょう。
・ユノ+強撃力200%
・アスナ+強撃力200%
加算の場合99万ダメージになるはずですが、両者ともにそれを上回るダメージが出ていますね!
300,000×3.00×1.30=1.170,000
ここでユノ・アスナ・強撃力を組み合わせれば・・・
300,000×3.00×1.30×1.30=1,521,000
と、150万ものダメージに跳ね上がります!
これで、ただWユノをしていればいい訳でも、ただ追加ダメージをたくさん使えばいい訳でもない・・・という事が分かっていただけたのではないでしょうか?
あとがき
減衰補正を使って基礎火力を高め・・・
乗算を駆使してさらにダメージを高め・・・
最後にダメージ増で二回攻撃を叩き込む・・・
これこそがダメージ上限を遥かに超えた超ダメージを叩き出す秘訣なのです!!
思っていた以上に長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただいてありがとうございます。
そして、お疲れ様でした。
今回の内容が皆さまにとっての導き・・・
ポラーシュターンとなれば幸いです。
それでは、また!